キッシュのランチ:神楽坂Le Coquillage2011/07/30

 火曜日。9月はじめに出来上がる本の表紙のデザインを依頼しに飯田橋にでかけた。(以前、触れたことがあるが、私の仕事は医書の編集である)
 デザイナーは、今春、定年退職して、個人事務所を立ち上げた。普段は会社に来てもらうことが多いが、どんな事務所なのか興味があったので、ちょっとのぞいてみることにしたのだった。

 飯田橋には、ドラムを一緒に習っているT.I.が住んでいて、最近、神楽坂においしいキッシュの店ができた、という話を聞いていた。じゃぁ、どうせならそこでランチを!、と思い立った私である。
 店の名はLe Couquillage。神楽坂をのぼって、ロイヤルホストとコンビニが見えたら、そこで右に曲がる。そして、また右に曲がった所にある。
、12時10分過ぎに店に着くと、店内は既にいっぱいだった。が、テラス席でよかれば、すぐ座れるという。その日は、猛暑、というほどではなく、テラスで食べるのによい気候だった。「テラスでいいです」と即答した私である。
 友から話を聞いていたので、とにかくキッシュが食べたい。ここまで来て、キッシュは完売、なんてこと言われたら、たまらないので、メニューも見ずに「キッシュのランチを」、とオーダーしてしまったが、だんだん友が話していたのとは違うメニューをオーダーしたのでは?、と心配になってきた。そこで、メニューを見せてもらうと、私のオーダーしたキッシュランチは、ワンプレーとのランチで、そのほかに前菜の付いたランチがある。「あのぉ、すみません。今からこっちに替えてもらうことはできますか?」、とお願いし、前菜付きのランチコースに変更した。

 前菜には、カボチャのポタージュ。



 キッシュ。定番のキッシュロレーヌを頼もうかと思ったが、
アボカドと小エビのキッシュなんて滅多にお目にかからないので、そちらをオーダー。



 食い意地のはっている私は、デザートもオーダー。シナモンのクレープ。

 テラス席は、とてもここちよかった。
 店内へのドアは閉められていたのだが、たまに食べ物が運ばれてきたときやお客さんが帰るときに開くと、店内の喧騒が聞こえてくる。1人なので、静かなテラス席が正解だったようだ。

 ランチを食べた後、神楽坂をちょっとぶらぶらしてみた。
 神楽坂いには、肉まんを売っている店が何軒かあった。大きくて、とてもおいしそうだ。途中みつけたPAULで、メレンゲののっかったタルトシトロンを1つ、手土産に買った。
 なんだか神楽坂にはおいしいものがいっぱいありそうだ。
 近くに住んでいる友がうらやましくなった。