再び,アンナミラーズ!2011/08/18

 8月12日から16日まで、会社一斉の夏季休暇。初日の12日は、休み中だけれど、仕事で2人の先生(doctor)に会う約束があったため、品川へ。

品川といえば、私の場合、アンナミラーズ! 空き時間を利用して、カフェでお茶をして、ケーキを2つ、お持ち帰りしたのだった。
 カフェで食べたのは、バナナクリームパイ。
 先月訪れたときには、悩みつつ、マロンクリームパイにしたのだが、やっぱバナナがよかったかなーと、ちょっと後悔していたので、もうバナナしかないでしょって感じだった。笑


 お持ち帰りは、バナナチョコパイと、季節もののレモンパイ。



 翌日まで、パイづくしで、満足の夏休みでございました! やっぱりアンナミラーズのパイは格別です。


坂崎、お台場フォーク村2011/08/18

 8月16日は会社一斉の夏休み最後の日。
 中3日は、だらだら、だらだらと過ごしてしまったのだが、この日は、午後、広尾まで英会話に行ってから、お台場へライブにでかける、というちょっとハードは1日だった。

 まずは、最近、マイブームなモロッコ料理屋さんでランチ。先日、めちゃうまだった二子玉川のお店の姉妹店が麻布にあるというので、トライした。広尾駅から7分、六本木からも8分ということだったので、渋谷からバスを使って麻布まで。お店は、麻布1丁目のバス停の真ん前にあった。
 タジン鍋で煮込んだチキンを食べようと思ってでかけたのだが、この日のランチは、タジン鍋の料理は牛肉のミートボールをトマトソースで煮込んだものだという。そのほかの選択肢は、野菜のクスクスか、ケバブはチキン。ちょっと悩んで、やっぱタジンだよねー、と思って、牛肉のミートボールをオーダーした。タジン料理にはクスクスが付いていて、中に入れて食べてもいいし、かけて食べてもいいとのこと。中に入れていただいみた。
 先日食べた、あっさり味のチキンとはかなり違った。味は悪くないのだろうが、休みの日ということもあって、朝ご飯が遅く、お腹がいまいちすいていなかったこともあって、食べても食べてもクスクスの量が減らない感じ。うーん、今度、また空腹のときにトライさせてください。笑


 そして、英会話の後、バスで渋谷に戻り、Zepp Tokyoで行われる、坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス2011を見に、埼京線→りんかい線で東京テレポートまで。
 開演は19時だが、会場は18時。この日のライブは、フジテレビNEXTで生中継されたのだが、番組の終了時間は22時。どう考えても、ライブの前に夜ご飯を食べないとお腹がすいてしまう。が、13時ごろ食べたばかりなので、ほとんどお腹がすいていない。このジレンマに悩み、ヴィーナスフォートの3Fにあるダイニングコートで何かお腹に入れていくことにした。ラーメンとかうどんがいいかなぁ、と思いながらも、ボルシチに心惹かれてしまい、ラリョーク・スンガリーで、ボルシチとピロシキのセットをオーダー。



 さすがに付いていたパンはひとかじりしただけでやめだが、ピロシキとボルシチは完食! 可もなく不可もなくって感じのお味だったが、お腹がすいていないのに食べ切れたってことは、それなりにおいしかったんでしょうね。ははは。

 Zepp Tokyoは3~4回目だったが、これまでのライブでは、1階はすべてスタンディングオンリー。が、この日のライブは整理番号順の入場で、前に椅子席が設置されているという。私の整理番号は1065番。微妙なところだけど、1人だから、なんとか座れるかなー、と思いながら会場入り。最初、空席がみつけられなくて、ちょっとあせったが、ステージに向かって左側の、カメラのすぐ後ろの端から2番目の席がかろうじて空いていたのでゲット。カメラの後ろなので見にくいと思われて敬遠されたのだろうが、端から2番目だったので、ほとんど死角もなく、ステージが見渡せる好位置で、しかも、ライブが始まる直前まで、カメラに清志郎が出演したテレビ番組が流れていたので、1人ながら、全然退屈せずに、待つことができた。ラッキー!!

 さて、この日のライブ。全然聞いたこともなかったのだが、なんと今年で9年目を迎えるイベントだった。アルフィーの坂崎幸之助が、会場のみんなのリクエストに応えて、その場でギター1本で、フォークを歌うってーのがウリらしい。
 私は、というと、坂崎幸之助かー。別に好きでもないけど、チャボも出るし、呼人も出て4000円は安いよなぁー。お台場はちょっと遠くて嫌だけど、ま、行っちゃおうかーってな感じでの参加だったので、のっけから1時間以上、坂崎幸之助がみんなのリクエスト曲の入ったBOXから1枚ずつ選んで、その場で歌いだしたのにはびっくりした。彼はリクエストされた、ほとんどの曲を知っていて、いきなりギターを弾きだしちゃうのだ。本当にフォーク小僧だったんだなーってのがわかった。
 最初の2曲は、RCサクセションの曲だったので、この日のイベントが「忌野清志郎60周年RESPECT!」と題されているだけあって、清志郎関連の曲ばかり歌うのかなーと思いきや、後は吉田拓郎や南こうせつの曲が多くて、私的には、ちょっと中だるみな感じ(笑)。が、会場はというと、大半が坂崎ファンで、おなじみの光景だったのだろう。練習もしないのに、曲の合間にコーラスを入れたりして、なごやかムード(私には、ちょっと異様。笑)。坂崎さんはチャボよりも年下で、実家の酒屋を継いだお兄さん(ユキオという名前)がチャボと同じ年だというが、気のせいか、チャボのライブよりも客の年齢層が高い感があった。(私の隣にいたのは、素直な性格の優しげな、ティーンエイジャーの女子2人でしたけど)

 そして、ようやく呼人登場。坂崎幸之助と2曲、一緒に演奏してから、彼のソロステージとなった。「これは、清志郎さんがお母さんのことを唄った曲らしいですが、僕は今日、清志郎さんのことを思って歌います」と言って歌ったのは「デイ・ドリーム・ビリーバー」。お母さんというのは、歌詞の内容からして、育てのお母さんのことかな、なんて思っていたら、なぜだか泣けてきた。清志郎は、両親の死後、親戚の人から、自分には生みの親がいたことを知った。若いころには自費でレコードを吹き込んじゃうような方で、遺伝子を感じた、みたいなことを言っていて、「コブラの悩み」に入っている「からすの赤ちゃん」も、彼女が吹きこんでいた曲の1つだと言うのを、どこかで聞いた気がする。が、育てのお母さんのことについて語っているのをあまり聞いた記憶がなかったので、もしも「デイ・ドリーム・ビリーバー」が、育てのお母さんを思って歌った歌なのだとしたら、彼女もうれしいだろうなー、なんてことを思ったら、心が共鳴してしまって、涙が止まらなくなってしまったのだ。実はそうじゃないのかもしれないけれど。。。

 呼人のステージが終わったのはほぼ21時。坂崎幸之助が「いつも3~4時間もやるイベントですからのんびり行きましょう。終電は自己責任で」なーんてことを言い出したので、おいおい、もしかしてチャボの登場は22時以降なのぉ?、と不吉な予感がよぎったが、幸いにも次に登場したのはチャボであった。(ほっ)


 まずは坂崎幸之助とのセッション。古井戸の曲が続く。
 「コーヒーサイフォン」では、この曲をつくったときの情景をチャボが語る。「こうやって話をすると、(天国にいる清志郎も)喜ぶらしいんだ」。楽屋では、竹中直人と、ずーっと清志郎の話をしていたんだとか。
 この日のライブに、「忌野清志郎60周年RESPECT!」なんていう、とってつけたようなタイトルが付いているのはなぜ?って思っていたのだが、案外、そうしようよって言い出したのはチャボだったのかもしれない。ちょうどお盆の時期で、故人がこっちに戻って来る時期だったから、清志郎のことを、いっぱい思い出したかったのかも、なんてことを思った。

 2人のセッションが終わった後、チャボが歌ったのは、清志郎のつくった歌だった。
 「君が僕を知っている」。最近、チャボのソロライブでは、チャボが歌わずに、会場のみんなが歌うことが多い。でも、やっぱり私はチャボが歌っているのを聞きたいって、ちょっと不満に思っていた。だけど、この日は、会場内のお客さんのほとんどは坂崎ファンで、「君僕」を空んで歌える人が少ないせいか、チャボがちゃんと歌ってくれた。うれしかった。
 「忙しすぎたから」もよかった。

 そして、竹中直人登場!
 翌日は会社だったので、呼人のときのように、最初にセッションをして、後はソロになるようだったら、途中で帰ろうか、なんてことを思っていたのだが、このステージはずーっと3人のセッションだった。同世代で、同じようなフォーク小僧ということもあって、坂崎と竹中の話は弾む。竹中が本当にチャボや清志郎が好きなのは、びんびんに伝わってきた。
 でも、ちょっとどうかなーって思ったのはこの日の選曲だ。「忌野清志郎60周年RESPECT!」なんていうタイトルが付いているなら、もう少し清志郎寄りの選曲でもよかったんじゃないかなー、と思う。竹中の選曲は、先ごろリリースされたカバーアルバム「オレンジ気分」に収録されているものばかりだった。まぁ、彼は歌手じゃないから、得意な歌っていうのがあるのかもしれない。チャボや坂崎さんとやる機会なんて滅多にないから、本当に好きな歌を思いっきり歌いたかったのかもしれない。でも1曲ぐらい、いつもはやらない、。「忌野清志郎60周年RESPECT!」な曲をやってもよかったんじゃないのかなー、なんてことを思った。
 
 あと、呼人を交えた4人のセッションがアンコールの「雨上がり」だけだったのも残念だ。入り待ちのとき、後ろに並んでいた、呼人のファンらしい若い女子2人が語っていた。「なんかこの取り合わせだと、ずっと3人でやってそうじゃない?」。
 ほんと、もっと呼人を交えたセッションがあってもよかったのにな。。。
 
 なーんて贅沢なことを言ってしまったが、とても素敵なライブでしたよ。ありがとうございます。

 ちなみに私は、「雨上がり」の後、会場を後にしてしまいました。どうもすみません。
 でも、自己責任ってことで。笑