チャボの恩返し:浜崎貴司編2011/12/11

 12月9日。浜崎貴司へのチャボの恩返しがあった。

 実はこの日は会社の忘年会。でも、浜崎さんは大好きだし、ライブを見にきた人には全員Tシャツをプレゼントするという。行くっきゃないでしょ。というわけで、仕事の区切りがついたのをいいことに、忘年会をすっぽかし、会社を休んで、ライブに行ってしまった。

 場所は渋谷pleasure pleasure。そこから近いということもあって、また、壁の穴で夕食。チャボのバースデーライブのとき友人が食べた「若者のアイドル」トマトソースに興味をひかれたが、私が壁の穴デビューしたときに食べたのはオーソドックスなしょうゆ味だったので、どうもトライする勇気が出ない。この日も100円ぐらい高いんだなー、なんてことで躊躇してしまい、結局、いつもの「若者のアイドル」にしてしまった。これに、サラダをオーダー。私が入ったときには1人しかお客さんがいなかったが、その後、4~5組が入ってきて、早い時間だというのにかなり盛況だった。


 ライブは19時からの予定だったが、10分ぐらい遅れて始まった。始まってから、浜崎さんが言っていたが、集まりが悪く、開始時間を遅らせたらしい。
 まずはチャボが恩返しシリーズの説明をしてから、浜崎さんの登場という、恩返しシリーズのいつもの始まり。恩返しシリーズは、最初に恩返しされるアーティストが1時間ぐらいステージをして、次にチャボ、最後に2人で演奏というパターンになっているのだ。
 浜崎さんは、チャボのリスペクトアルバムでカバーした「ガルシアの風」を含めて、月と幸せなど、8曲を演奏。私たちチャボファンにもわかるように、という配慮からか、演奏の前後に曲名を伝えてくれたのはありがたかった。ラストはフライングキッズの「エピローグ」。

 そして、チャボ登場!
 この恩返しシリーズでは、毎回、違う曲をやろうという目標を立てたとのこと。「たいへんなんだ」って言ってたけど、ファンとしては、最近全然聞いていない名曲に再び再会できて、うれしいシリーズだった。
 この日最高だったのは、RCサクセションの「まぼろし」が聞けたこと。「この曲を清志郎の横で弾くのが好きでしたぁー」。そんなチャボのコメントで始まった「まぼろし」。先月、自分のドラムの発表会で、「よそ者」を叩いた私は、「まぼろし」が入っている「BLUE」をここのところずっと聞いていたので、全然昔の曲という気はしない。が、ライブで聞くのは、本当に久しぶりだったので、感無量な感じがした。もう清志郎のボーカルでこの曲を聞くことができないのはさびしいけれど、チャボのボーカルの「まぼろし」は素敵だった。
 そして、労働歌。 たぶん私がこの曲を最後にきいたのは10年ぐらい前のバースデーライブのときだった。そのときも圧倒されちゃったけど、この曲って、チャボのボーカルが響いて、前に出てくる感じがする。かっこいい!

 クリスマスが近いということもあって、このライブでは、浜崎さん、チャボ、そして、浜崎&チャボ、という3曲のクリスマスソングを聞くことができた。得をした気分。

 アンコールで2人のジョイントになって、気づけば10時半。
 ガチのテーマとか、♪お前の男~♪なんて浜崎さんが歌うビートルズのカバーも楽しかったな。
 素敵なライブをありがとう!!