人生はビギナーズ!2012/02/13

 「人生はビギナーズ」を見に出かけた。予告編を見て、ユアン・マクレガーも出るし、すごく良さそう、絶対見たい!と思ったのだ。
 70歳過ぎてから父親がゲイであることをカミングアウト。それに触発されて、息子も恋愛したくなっちゃうって感じのコメディーなのかな、と思っていたら、映画は父親が死んで、息子が荷物の整理をしているところから始まった。とても静かで、色彩のきれいな、くつろげる映画だった。

 父の死後、閉じこもりだったオリヴァーを友人たちはパーティーに連れ出す。留守番させようとすると鳴き出してうるさいので、仕方なく、父の愛犬だったコスモも同伴。フロイトの恰好をして、オリヴァーはパーティーに来ている人たちの聞き役に回っている。さて、一休みしようかと思ったとき、1人の女性が近づいてきた。咽頭炎で声が出なくなっているという彼女は、オリヴァーに聞く。「とても悲しそうなのに、どうしてパーティーに来たの?」。どうして僕が悲しそうだと思うの?、と聞くと、彼女は、紙の上に彼の目を描いたのだった。
  
 わかってもらえたって感じ? いいなぁー。

 その日、オリヴァーは彼女が泊まっているホテルの部屋を訪れる。
 
 一緒に眠るだけでもいい?って彼女は聞く。

 淡々と映画は進行する。そこがまたいい。
 回想シーンで登場するお父さんはとてもいきいきして精力的だ。
 彼の家は窓が大きくて、とても明るい。こんな家に住みたいなー、も思った。
 愛犬のコスモは、とても愛らしいし、昔、私のイトコが飼っていた犬と同じ種類だったので懐かしくもあった。

 とにかく素敵な映画だった。

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