iPadを買いました!2012/03/20

 iPadを買った! が、新しいiPadではない。iPad2だ。
 せっかくだからと名前の刻印を入れたら、カバーだけ先に届いて、本体が届いたのは2日後の、くしくも新しいiPadが店頭に並んだ16日だった。
 
 10日ぐらい前に突然欲しくなって、2~3日考えて、えいやーと買ってしまった。がんばってきた自分へのご褒美に買ってもいいかな、と思ったのだ。自己満足だけど。。。

 一緒にお仕事をさせていただいている先生が著書で、iPadがいかに便利かを書いていらした。先月お会いしたときに、小学館の「ランダムハウス英和大辞典」を中に入れている、ともおっしゃっていた。 へぇ、あんなんが、中に入って持ち運べるんだ。むくむくと欲しい気持ちが起こってきた。そして、突然、毎朝駅の売店で買っている新聞もiPadにダウンロードして読めることに気づいた。無精の私は、溜まった古新聞を捨てるのがめんどくさくて仕方がなかった。iPadに入れちゃえば、そんな手間も省ける。海外旅行も、年に1回行くか行かないかだけど、iPadなら持っていくのも軽いから億劫ではない。無線LANがつながっている所ならネットもできるし、ランダムハウスを入れておけば、電子辞書にもなるじゃない。新しいiPadが出たので、iPad2の値段が下がったのも魅力だった。むくむく、むくむく、欲しい気持ちが大きくなって、買ってしまった、というわけだ。
 届いたのは、16日。家に帰ったら、宅配ロッカーに届いていた。
 が、この日は、三宅伸治のオールナイトライブだったので、軽くセッティングしただけででかけた。翌日は、徹夜明けだったので、午後の3時ごろまで眠ってしまった。
 せめて朝日新聞だけでもダウンロードしようとやってみたが、やり方がいまいちわからない。無線LAN環境なら新聞は読めるけど、地下鉄のなかで、ダウンロードした新聞を読むにはどうしたらいいのよぉー!!
 そんなこんなで月曜日になった。
 
 月曜はドラムのレッスンの日。
 私のドラムの先生は、iPadをかなり使いこなしているのを知っていたので、ちょっと教えてよ、とお願いした。
 彼がちょちょちょっ、と新聞のダウンロードのやり方を教えてくれる。iPadのマニュアルもダウンロードした。
 4本指の使い方とか、iPadの画面をそのまま写真に撮るにはどうしたらいいのかも教えてくれた。どこかに行こうと思っているときに、地図を表示させて写真に撮っておくと、見たくなったらいつでも見れるから意外に便利らしい。
 iPadは向きを変えると、それに応じて縦横の向きが変わる。便利そうに思える機能だけれど、寝転がって見たいときには、画面の向きが変わると見れなくなってしまう。こうすると、ロックできるよ、とか。

 すごーい!! 彼の技に何度も簡単の声をあげてしまった。ドラムのレッスンなんて、そっちのけ。笑
 「いじって覚えるのがいちばんだよ。でも、使い方を簡単に説明した本を1冊買うのもいいかもね。ああいう本って、新しいの(機械)が出ると、そのうちに売らなくなっちゃうから、後で買おうと思っても買えないから、買っておいたほうがいいかも」
 ありがたいアドバイスだ。
 
 悲しいかな。昨日の今日なのに、彼が教えてくれた技のうち、どうやったんだか思い出せないものがある。パソコンの使い方を教えたときの父みたいに、どうやってやるのかわからなくなってフリーズしてしまう自分がいる。
 簡単に使えるのがiPadなのにね。笑

 時代に取り残されないように、勉強しなくっちゃ。
 まずは攻略本を1冊買ってみようと思う。

ガチ!スペシャル!!2012/03/06

 3月4日、日曜日。渋谷・Mt. Rainiew Hall Pleasure Pleasureで行われたGACHIスペシャルにでかけた。
 浜崎貴司のGACHIライブは、浜崎ともう1人のアーティストがGACHIでライブを繰り広げるというシリーズ。
 この日は、これまでに登場したアーティストのなかから10人と、初参加の曽我部恵一を加えた11人と、浜崎がGACHIでライブを繰り広げた。アーティスト1人あたり2曲演奏、そのうち1曲を浜崎と一緒に演奏する、といった形で展開。浜崎自身のブログによると、セットリストは以下のとおりだったらしい。

1.JOY!(浜崎貴司)
2.GACHIのテーマ(桜井秀俊+浜崎貴司)
3.メトロノーム(桜井秀俊)
4.トンネルぬけて(佐藤タイジ+浜崎貴司)
5.ありったけの愛(佐藤タイジ+浜崎貴司)
6.デイドリーム・ビリーバー(高野寛+浜崎貴司)
7.ベステンダンク(高野寛)
8.Rock'n Roll Band(黒沢健一)
9.In My Life(黒沢健一+浜崎貴司)
10.ゴロワーズを吸ったことがあるかい(曽我部恵一+浜崎貴司)
11.満員電車は走る(曽我部恵一)
12.くちづけ(古内東子+浜崎貴司)
13.うそつき(古内東子+浜崎貴司)
14.戦争を知らない僕らの戦争(中村 中)
15.せなかあわせ(中村 中+浜崎貴司)
16.Hey!みんな元気かい?(YO-KING)
17.素晴らしきこの世界(YO-KING+桜井秀俊+浜崎貴司)
18.風になりたい(宮沢和史+高野寛+浜崎貴司)
19.島唄(宮沢和史)
20.春夏秋冬(泉谷しげる+浜崎貴司)
21.野性のバラッド(泉谷しげる+佐藤タイジ+浜崎貴司)
22.いい事ばかりはありゃしない(仲井戸麗市+浜崎貴司)
23.ちぎれぬ時間(仲井戸麗市+浜崎貴司)
24.幸せであるように(浜崎貴司)

アンコール
25.かえりみち(浜崎貴司)

 これまで2シーズン行われたGACHIのうち、見に行ったのはチャボが出た2回のみ。はっきり言って、はじめまして、のアーティストもいた。
 が、浜崎が、自分の代表曲を演奏してくださいというリクエストをしていたらしく、私でも知ってる~って曲がたくさん登場し、おいしい3時間半であった。
 チャボの奥さんのひさこさんも好きだという「GACHIのテーマ」の、本家本元、曲をつくった桜井秀俊と浜ちゃんバージョンが聞けたのはうれしかった。佐藤タイジはお初だったけど、目鼻立ちがくっきりしていて男前。元気に演奏しているので、見ていて楽しかった。高野寛の「デイドリーム・ビリーバー」は清志郎バージョンだったのでうれしかった。古内東子というアーティストの存在は全然知らなかったけど、優しげな感じの雰囲気のいい人で、「くちづけ」は素敵だった。宮沢和史は、最近の日本っぽいアレンジがいまいち苦手だったんだけど、久々に「島唄」が聴けたのはうれしかった。「島唄」は好きだったので、中古落ちとはいえ、CD、持ってるんだ。
 泉谷は「春夏秋冬 」と「.野性のバラッド」の2曲を演奏。またしても、客席に降りてきた。すごいっ!
 そして、チャボ登場。「いい事ばかりはありゃしない」。浜崎が一緒にやりたいとリクエストしたらしいが、この曲は、ライブで聞くと、ほんと、映える。
 アンコール前のラストは、「幸せであるように」。私が浜崎貴司という人の存在を知って、ファンになったのも、この曲が始まりだったので、20年ぶりぐらいで聞いて、感無量な感じ。

 そして、アンコール。最後はみんなでセッションするのかなぁ、なんてほのかに期待していたのだが、「みんなは出てきません」、と浜崎が一言。残念だなぁー。でも、おいしいとこどりのライブだったから、これ以上、望んだら、罰が当たるってもんでしょ。笑

湯島の梅2012/02/29

 2月28日。晴れ。昼休みを利用して、同僚のKさんと湯島天神の梅まつりにでかけた。
 
 今年の冬は寒かったせいか、思ったよりも花が咲いていない。ちょっと残念!、と思ったら、今年の正月に来たときのように、おサルさんが芸をしている。「かわいーい!」と、おサルさんを初めて見たKさんは大はしゃぎ! 梅見物のはずが、イマイチの花の咲き具合もあって、梅はさておき、サル回し見物とあいなった。笑
 


 芸が終わると、ご祝儀の回収が始まった。
 お正月にご祝儀をちょいとばかりはずんだ私は、写真を撮ったくせに、知らん顔を決め込んだのだが(ははは)、何やらこのおサルさんは、女の子だったらしい(そういえば、サル回しをやっている方も女子)。ってーことは、お正月のおサルさんとは別口だったのかも。ご祝儀けちちゃってごめんなさいねー。

 
 
 さて、この日の梅の開花状況は、こんな感じでした!



 梅を見ながら、甘酒を一杯。


 この後、天神近くの古式蕎麦へ足を伸ばして、昼食。
 ここを訪れると、悩みつつも、たいてい山揚げそばをオーダーしてしまうのだが、今年は、お正月、鷽替え神事に続いて三度目だったので、天ぷらざるそばを頼んでみた。



 このお店でざるそばを食べたのは初めてだったが、なかなか食べごたえがありましたー!


 一方、同僚はというと、先日、鷽替え神事の際、迷った挙句に持ち越しにした、辛み大根そばをオーダー。 おいしい、おいしい、と言って食べていたが、どうやらこれでは量が足りなかったらしい。この後、会社に戻ってからすぐ、私の隣の席で、お持ち帰りした揚げそばをポリポリ食べ始めたのであった。笑

 湯島天神にこんなに足繁く通ったのは初めて。今年は、天神様づいているのかしら? でも、なぜだか、行きたくなってしまうんですよ。
 

京都でランチ!2012/02/26

 土曜日、京都にランチにでかけた。
 今月はじめに出来上がった本の監訳者の先生お2人の先生(I先生とD先生)に御礼を兼ねてのランチである。以前にも書いたが、私は医学書の編集をしている。
 訪れたのは、京都ご在住の先生のご推薦のイタリアンレストラン、烏丸御池駅最寄りのリストランテ ストラーダ。
 まるでヨーロッパかと錯覚するような、素敵な外観のお店であった。庭には不断桜という桜が咲いていて、ほぼ1年中、花を咲かせるのだそうだ。雪景色に花がみられることもあるらしい。この日も、きれいなピンクの花をたくさん咲かせていた。
↑まるでヨーロッパのどこかに来たかのよう。

 ↑左に見えるのが不断桜。
↑店内の雰囲気も素敵! 写真には写っていないが、窓からは普段桜も見える。

 D先生は京都のご出身で、子どものころから何かしらイベントがあると、ご家族で、このお店(以前は別の場所にあった)を訪れていたという。お店の方々も親切で、暖かい雰囲気なので、常連になってしまうのもうなづける。

 普段は、仕事絡みの席で料理の写真など撮らないのだが、あまりに素敵だったので、先生方にお断りして写真を撮らせていただいた。笑

 まずはスパークリングワインで乾杯!
 前菜の盛り合わせがサーブされた。



 そして、パスタ。D先生はトマトベースのパスタ、I先生はチーズのパスタ、私はカルボナーラをオーダー。うーん、おいしい!
 パンの載っているお皿も素敵でしょ?

 そしてメインの肉料理。牛ばら肉のグリル。京ニンジンが添えられたお料理だったが、たった1杯のワインによったのか、はたまた話に夢中になってしまっていたのか、こともあろうに、写真を撮り忘れてしまったのであった。笑
 おいおい。。。

 デザートも数種類から選ぶことができ、私は紅茶とプリンをいただいた。
 上に載っているオレンジも美味でした。

 気づけば、もう2時を回っている。
 I先生とD先生とお話ししているうちに、あっという間に時間が過ぎていた。

 この日はトンボ返りで自宅に戻ってきたので、片道2時間ちょっとかけて、ランチを食べに京都までを往復したことになる。なんて贅沢なこと! 仕事と呼ぶには申し訳ないような、ハッピーなひとときであった。

チャボの恩返し、最終回!2012/02/16

 2月15日。渋谷プレジャー プレジャーで行われたチャボの恩返しの最終回にでかけた。
 最終回を飾るのは斉藤和義だ。
 清志郎ファンとかチャボファンには、なんだか斉藤和義ファンが多い。そんななか、音楽事情が80年代でほぼ止まってしまっている私には、斉藤和義は嫌いじゃないけど、特に好きでもって感じの存在だった。だから、今回のライブも、いい席で見たいなーとは思ったものの、私なんかよりももっとファンの人がいい席で見るべきだよなー、なんてことも思ってもいたので、受け取ったチケットが2階席だったのを見て、残念な一方で、これでいいのだーっなんて思ったりもしたのだった。
 まぁ、なんにしろ、チケットがとれて、見に行けてよかった。だって、本当に素晴らしいライブだったんですもん!

 仕事がひと段落ついたところだったので、この日は会社を休んで、家で晩御飯を食べてから、ギリギリに会場へ。友人のa.k.もこのライブに行ったのだが、FC優先では、連番で席をとることができなかったので、始まる前に1階席にいる彼女にちょっと挨拶をしてから自分の席についた。

 ライブは開演時間の19時をちょっと回ったころに始まった。
 チャボが登場して、恩返しシリーズについて説明。

 そして、斉藤和義が登場! チャボと並ぶと、背がかなり高いのがわかる。後でチャボも言っていたが,歌うとすごいのに,そうじゃないときはへなーって感じ(笑)。清志郎も歌うとすごいのに,普段の清志郎は寡黙にみえた(親しい人に対してはそうじゃなかったのかもしれないけど)。歌って,ものすごいパワーなんだなって改めて思う。

 これまで清志郎やチャボのライブで、何度か斉藤和義を見たことはあった。が、持ち歌を歌っているのは何年か前のフジロックでしか見たことがなかったので、このライブが、私にとってはほぼ初めての斉藤和義体験(笑)。
 
 始まってからしばらくは、なんとなく演奏を聞いていたのだが,思わず1つの曲にひきつけられた。

♪本当に欲しいのはエキサイトする心臓だろ?♪

 後で調べたら、「Are you ready?」という曲だった。大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」すら見たことがなかった私は,あまりのインパクトに、あのドラマの主題歌になってヒットしてるのってこの曲?,なーんて思ってしまったが,あれは「やさしくなりたい」って曲だったんですねぇ。笑

 そのほか,チャボのカバーの「うぐいす」や,「45 STONES」から「ウサギとカメ」,「ギター」,「僕と彼女とロックンロール」,「猿の惑星」などが演奏された。
 私の前に座っていた女子たちは和義ファンだったらしく,「猿の惑星」の♪うっききっき♪ってところで,お決まりのポーズをやっていた。行きなれていないミュージシャンのライブって,ファンの人が決めポーズを見るのもけっこう楽しかったりする。

 そして,チャボの登場!
 「よォーこそ」で始まってびっくり。
 「あいつエレキ使ってたな、卑怯者」なーんて言いながら,「エネルギー Oh エネルギー」が続く。バンドじゃないのに、この曲やるなんて、なんてクレイジー!!
 そして、この日も、初期のRCサクセションの歌が演奏された。「もっと落ち着いて」。歌う主のいなくなってしまったこれらの歌たちを、チャボはこれからも、思い出を語りながら歌ってくれるのだろう。
 恩返しシリーズでは、恩返しするミュージシャンの歌を1曲、チャボが歌う。「僕の見たビートルズはTVのなか」。僕が見たビートルズは武道館の中だったんだぜ、なーんてこと言いながら。笑
 チャボのライブのラストは「ガルシアの風」であった。やっぱいい曲だよなぁ。

 アンコールは、2人の即興ブルースで始まった。
 この曲の後、な、な、なんとクロマニョンズのマーシーが登場した。
 きゃぁああー。思わぬゲストに、ボルテージが最高に達した私である。
 斉藤和義が、最初に1人で演奏していたとき、「チャボさんは、なんであんなに変わんないんでしょうね。なんか打ってたりして」なーんてことを言っていたが、マーシーも全然変わらない感じ。なんで?!
 ザ内弁慶ズ、なーんて名づけられた3人のユニットで、「ギブソン」が演奏された。かっこよすぎっ!!
 なんでも、マーシーは、この日、渋谷AXで自分たちのライブがあったらしいのだが、「うちは短いんで」ってことで、終わってから駆けつけたらしい。
 もう1曲、ビートルズの曲をやって、マーシーは退場。
 はっきり言って、このサプライズゲストが、この日いちばんうれしかったかも。笑
 
 そして、最後に、すでに恩返しシリーズで登場した何人かのミュージシャンたちがステージに現れた。奥田民生、YO-KING、寺岡呼人、浜崎貴司、Leyona。
 最終回を飾る、豪華な顔ぶれに、場内、大盛り上がり!
 終わったのは、22時40分ごろであった。

 この恩返しシリーズは素晴らしい企画だったと思う。
 年を重ねるにつれ、自分の好きなミュージシャンの曲しか聞かなくなっていた私に、和田唱や斉藤和義といった、素敵なミュージシャンに出会う場を与えてくれた。普段バンドをバックに歌っているミュージシャンたちが、アンプラグドな状況で演奏することによって、ボーカルがびんびんに響いてきた感じがあった。
 最終回なんて、惜しいな。
 これからも、チャボが出会って、いいなって思った、彼よりも若いミュージシャンたちと、こんなライブを展開してくれたらな、と密かに期待している。